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[消費国]韓国視察研修2013年

視察研修概要
研修国:韓国
実施日:2013年11月20日~23日
参加数:17名
主な視察地:
・済州島/コーヒー農園JEJU COFFEE FARM、万丈窟、城山日出峰、龍頭岩、
・ソウル/第12回カフェショー(COEX)、弘大(ホンデ)カフェ、力ルディ・珈琲クラブ、coffee the sol、コーヒーアカデミー、梨泰院(イテウォン)カフェ、コーヒー分析センター、南大門・仁寺洞ほか
団長レポート
全日本コーヒー商工組合連合会は、コーヒーロースターを中心に商社、生豆問屋、器具メーカーなどが所属しているレギュラーコーヒーの関連事業者の団体です。その中で情報委員会はコーヒーの消費地への視察研修を行ったり、セミナーを日本各地で開催し、所属企業の従業員の知識向上や販売力の向上につながる企画を策定しています。
今回は、成長著しい韓国のコーヒーマーケットを視察し、販売力の低下している日本のカフェ市場に新しい力を吹き込むヒントを探そうとの企画になりました。
参加者は、団長を情報委員会の委員長の成田が務めることとなり、総勢17名が日本各地から韓国を訪問しました。
現地では、富士ローヤルの福島社長と富士ローヤルコレアのスタッフ2名、計3名で韓国でのアテンドにあたっていただきました。

済州島では、ビニールハウスでコーヒーを育てながらコーヒーの販売に努めるjeju coffee farm を訪問し、その真剣にコーヒーに取り組まれる姿にうらやましくもあり、改めてコーヒーの魅力の発見につながりました。
ソウルでは、ソ社長のカルディコーヒーなどのカフェの見学や韓国のコーヒー業界の方たちとの会食で意見交換したり、COEXでのカフェショーの視察を行いました。
ソウル市内では、弘大をはじめ、梨泰院、南大門、仁寺洞の各エリアを視察。
カフェのみならず活気のある外食産業の姿には驚きました。その店舗数や店舗規模など、低価格志向が強まるばかりの日本では考えられない活気に満ちた姿がそこにはありました。
カフェショーの視察においても同様です。日本においてはホテルレストランショーでは大規模な展示会が開催されますが、カフェがテーマの展示会でこれほどの規模のものはありません。
驚いたのはその規模のみならず展示されている商品が多種多様な事。日本では見かけることのできない商品が沢山ありコーヒー業界にいる私たちですら楽しくてワクワクするひと時でした。韓国の方たちのアグレッシブな商売への意気込みは閉塞感の日本のマーケットを見ている私たちにはとても刺激的で、私たち自身がマーケットを動かすつもりでコーヒーに向かわないといけないと感じさせられました。

今回韓国を訪問して一番大事な商売の原点を教えてもらったような気がします。韓国の方々に負けないよう日本のコーヒー業界を盛り上げていきたいと思います。

視察団長:成田哲朗(情報委員会委員長)
韓国のコーヒー事情
韓国はここ何年かコーヒーブームが続いていて、コーヒーの需要も急激に増加しています。

普通の喫茶店やカフェも増えていますが、カフェではない所でもコーヒーを出すお店、たとえば、美容院、眼鏡屋、食堂、小型ショップなども、コーヒーの無料サービスをするところが増えています。

そのため、エスプレッソマシーンも低価格のものから高級品まで、いろんな種類が使われていますし、マイクロロースターも増えていて、世界各国からのロースターがマーケットに進出しています。

しかし、ソウルやプサンなどは家賃が高く、インテリア中心の開業が続いていて、富裕層や定年退職を迎えた人たちが始めるという頃向が強いのです。 撤退も多いですが、撤退した所にまたカフェができるというパターンが続いている状況です。

最近は、「COE専門店」や「ダイレクト・トレードをしています」という文句がはやっていますし、アメリカのサードウェーブの追従者達が勢いを見せています。

メニューとしては、浅煎りのドリップやエスプレッソを薄めて出すアメリカーノ、シングルオリジンのエスプレッソなどが出されています。ドリップ器具の種類を選んで、飲むというのも日本にない韓国のカフェ文化といえるでしょう。

マイクロロースターも増えていますが、チェーン店の出店も勢いが止まらず、韓国の会社が中国に出店し成功しているように見えるケースも増えています。

韓国の人にとってコーヒーショップは、「コーヒーを楽しむための空間」というより、「どこかで逢って話をする空間」という意味が大きく、コーヒーの品質や味にこだわるより、「誰かとおしゃべりする空間」に見合ったコンセプトでの開業が続いています。最近は24時間営業というチェーン店も増えています。

フランチャイズ店舗数は、2013年上半期基準で、6,000店舗を上回ると想定していて、製造業として登録しているマイクロロースターだけでも5千店舗以上、登録されていないロースターも数多く、焙煎をしないでカフェ業まで含めて、コーヒーを扱っているお庖の数は2万店舗を軽く上回ると専門家たちは見ています。韓国は業種登録が細分化されていないため、正確な数は不明。

生豆を扱う会社も増えていて、アメリカや日本からの参入者も多く見られます。 生産地と縁があるビジネスマンが、生豆の輸入業を始めるというケースも多いようです。
近年の視察研修
[消費国]2014年:イタリア
[産地国]2014年:インドネシア
[消費国]2013年:韓国
[産地国]2013年:インドネシア
[産地国]2011年・2012年:ハワイ
[消費国]2012年:イタリア
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