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コーヒーインストラクター検定
検定事業について
連合会では、豆の知識や焙煎、抽出方法といったコーヒーの基礎知識から、 オリジナルブレンドや商品企画などの本格的な技術が身につく、我が国初のコーヒー検定事業を行っています。
検定の目的と対象
コーヒーの正しい知識の普及と技術の向上を目的とする資格認定制度です。 コーヒー業界に携わるプロフェッショナルやコーヒーを愛飲する一般消費者を検定対象とし、 合格者の最年少は11歳、最年長は71歳(受験者の最高齢は77歳)、男女比も3:2と、幅広い層に受験していただいております。
資格の種類
受験する方のレベルに合わせて3段階の資格を設定しています。
*インストラクター2級→1級→鑑定士の順に取得していただきます。
コーヒー鑑定士 J.C.Q.A. Certified Coffee Master
コーヒーの原料調達、製造加工、品質管理などの専門職に求められる高度な専門知識と技術を有する方をコーヒー鑑定士として認定します。
1.商品設計
様々な市場や要望に対して、品質・コスト・製造条件などを考慮して適切な商品設計の仮説を想定できること
2.生豆鑑定
生豆のグローバルな知識と、外観からカップテストに至る鑑定技術を有し、品質格付や原料価格の妥当性、安定性などを見極められること
3.品質管理
品質に起因する問題が生じた際に、環境や設備に応じて相応の改善策や解決策を示せること
受講・受験対象
コーヒーインストラクター1級合格者で、資格認定されている方。
合格基準
J.C.Q.A.鑑定士は、3教科(商品設計、生豆鑑定、品質管理)の単位制とし、80点以上取得した教科について、その教科のマスターとして認定します。
3教科全てのマスター認定を受けた方を、J.C.Q.A.コーヒー鑑定士として認定します。
2024年1月現在の取得状況
鑑定士認定者 55名
- 商品設計マスター 100名
- 生豆鑑定マスター 151名
- 品質管理マスター 65名
コーヒーインストラクター1級 J.C.Q.A. Certified Chief Coffee Instructor
より高度で専門的な知識と鑑定技術。コーヒー製造業者に求められる、プロとしての必要な知識と鑑定技術を習得した方を認定いたします。
受講・受験対象
コーヒーインストラクター2級合格者で、資格認定されている方。
合格基準
1級は、学科・実技とも各80点以上取得した方を合格とし認定いたします。
2024年1月現在の取得状況
1級認定者 1,561名
コーヒーインストラクター2級 J.C.Q.A. Certified Associate Coffee Instructor
基本的なコーヒーの知識と鑑定技術。 コーヒーを飲むだけでなく詳しく勉強したい方を対象にした資格で、 コーヒーの対面販売に従事する方に求められる基本的な知識・鑑定技術を習得した方を認定いたします。
受講・受験対象
特に制限は設けておりませんが、日本語での講習会並びに試験に通訳の介在なくご参加いただける方。
合格基準
2級は、70点以上取得した方を合格とし認定いたします。
2024年1月現在の取得状況
2級認定者 19,601名
コーヒーインストラクター3級 J.C.Q.A. CERTIFIED ASSOCIATE COFFEE INSTRUCTOR
コーヒーに関する入門的な検定。今後、2級以上の資格を目指される方にとっても、 手軽にコーヒーの勉強を始めたいという方にとっても、大切な基礎をしっかりと学べる検定となっております。
受講・受験対象
コーヒーに興味のある多くの方。
合格基準
講習会の受講のみで資格取得できる。
※「コーヒーインストラクター3級」の検定会は、全日本コーヒー検定委員会(J.C.Q.A.)が開催するのではなく、
全日本コーヒー商工組合連合会(http://www.ajcra.org/)加盟の会員企業、賛助会員企業がそれぞれ独自で開催する形となっております。
従いまして、開催日程や開催場所、定員等々につきましては、それぞれの開催企業により異なりますので、
各開催企業からの御案内等をご確認頂くか、会員企業・賛助会員企業へ直接お問合せ頂くことになります。 大変申し訳ありませんが、
全日本コーヒー商工組合連合会や全日本コーヒー検定事務局にお問合せいただいても、そちらには開催情報がありませんので御了承願います。