全日本コーヒー商工組合連合会

2016.03.16

4TH WORLD COFFEE CONFERENCEに萩原会長が参加

全日本コーヒー商工組合連合会
4TH WORLD COFFEE CONFERENCE 国連会議場の様子

2016年3月6日~8日 エチオピア アジスアベバで、『4th World Coffee Conference』が開催され、全日本コーヒー協会(全協)から、横山会長、萩原副会長(当連合会代表理事会長)、佐伯参与の3名が参加いたしました。 会場の国連会議場では、オープニングセレモニーのあと、2日間の日程で7つのパネルディスカッションが行われました。 下記に萩原会長のレポートをご紹介いたします。

<3月6日~3月11日エチオピアのアジスアベバで第4回世界コーヒー会議>

『コーヒー文化とその多様性を育てる(Nurturing Coffee Culture and Diversity)』をテーマとした第4回世界コーヒー会議は海外からの参加者510名を含む1000人を超ええる出席者を得て3月6日~8日、厳重な警備のなか盛大に催された。
毎晩レセプションが開催されたが、特に3月7日の晩餐会は首相夫妻を始めとする700人程がシェラトンホテルの大宴会場に会する大規模なもので、アップテンポの民族舞踊も披露され多くの出席者が楽しんだ。

主会場のアフリカ国連会議場では、2日間に亘るパネルディスカッション及びコーヒー輸出業者・関連器具メーカーなど50社程が出展する展示会が同時に開催された。 パネルディスカッション初日は、パネル1『多様性及び持続可能なコーヒー文化に向けて(Toward a Diverse and Sustainable Coffee Culture )』、パネル2『世界のコーヒー消費の傾向』、パネル3『スペシャルティーコーヒーの傾向』が議論され、2日目はパネル4『気候変動とコーヒー』、パネル5『生産性向上の為の技術革新及び公政策の役割』、パネル7『持続可能なコーヒー産業実現の為の男女平等の促進』(このパネルは世界女性の日に当たる3月8日に意図的に企画されたもので、特に首相夫人がオープニングスピーチを行った)、パネル7『コーヒー価格及びボラティリティー』等が討議された。

討議内容については今後ICO(国際コーヒー機構)ホームページ(下記参照)に掲載予定とのことなのでご興味のある方はアクセスして頂きたい。

全日本コーヒー協会 副会長 / 全日本コーヒー商工組合連合会 代表理事会長 萩原孝治郎

CONFERENCEに参加中

左から、横山会長、佐伯参与、萩原副会長
・International Coffee Organization(ICO)
http://www.ico.org/
・4th World Coffee Conference
http://www.coffee2016.com
※ 当会議についての詳細な情報は、全協海外情報NO.426(組合員限定)の6ページにも掲載されています

エチオピアのおもてなし

左手前の黒く写ってるのが焙煎されたコーヒー豆ですが、フライパンのようなものに生豆を置いて焙煎します。 炭火の上にやかんのようなものが載っていますが、これがコーヒーポット。 お湯の中に挽いたコーヒーを入れて煮詰めます。 お客様に出すときは、やかんの前に炭火がありますが、ここにお香をいれ香りをかぎながら、おつまみ(麦とかポップコーン)と一緒に飲みます。

インジェラ

“インドに勝るとも劣らないカオスっぷりで旅行者を惹きつけるエチオピアにおいて、「最大の試練」と旅行者を震え上がらせる、その名も……インジェラ。恐怖の黒いクレープ ” と、日本のネットでは書かれていますが、布のようなものがインジェラ、これを手でちぎって上に載っている惣菜・肉・チーズなどを包み込むようにして食べます。 確かに酸味は強かったですが、私は毎日大変おいしく頂きました。(萩原)

問い合わせ
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全日本コーヒー商工組合連合会 事務局

TEL:03-3431-3446 Mail:ajcra@ajcra.org